115系信越本線3374M

　妙高高原で並びを撮影した後は黒姫の高速下で撮影してから小諸方面へと向かった。この日はミステリーツアーを中心に撮影計画を練る。妙高まで来た後は、恐らく軽井沢往復で屋代だろう――そう踏んでいたが甘かった。まさかの手前の小諸駅でUターンしさよならバイバイ。ミステリーツアーだから文句は言えないが、御代田で待機していた私は爆発四散。モノが来ないんじゃ話にならん！

　だが引退の迫ったスカ色をおいそれをと諦めるわけにはいかないので、急いで山線へと向かった。目指すは豊野の築堤。Googleの無料最速ルートで長野市内をショートカットに安泰かと思ったが……タッチの差で間に合わず！復路はなんとか撮れたものの、走行距離だけ伸びて美味しくない一日になってしまいそうであった。

　これまでの戦果は仕方なし、だがなんとか日没までにこの日の帳尻を合わせる必要がある。そこで妙高高原を越え柏崎方面へと進路をとった。被写体が無くなっても手軽に転戦が可能――これぞ115トライアングルの強みである。この日の3374Mの運用は一番好みのN36レモン牛乳。国道8号の海岸線は最高の光線！二日連続で安定した晴れとは高気圧様々である。青海川駅へと滑り込み、7DmarkⅡ×300単で焦点距離を伸ばした。さあ来い、新井快速！