No.108

211系大糸線

Location : 安曇沓掛カーブ

Filming Date : 2020.06.21

Writing Date : 2021.02.10

211系大糸線:安曇沓掛カーブ

2020.06.21 07:19 大糸線:安曇沓掛~信濃常盤(Canon5DmarkⅣ EF70-200mm F4L IS USM ISO-100)

撮影日誌

 長きにわたる緊急事態宣言もやっと解除。7月に入ったら日曜日にまた"予定"が再開しそう。日曜日を有意義に使えるのは今のうちだけ。ならば行くっきゃないでしょう、どこかに!とはいってもラボのボスからは旅行するなよ?と釘を刺されており、自重していた。だがまぁ身内だけなら許してくれ、ということで出撃をすることにした。さて、どこに行くかだが……そこまで遠出はできないし、まぁ中距離で行けるところだろう。良いところはないだろうか?と考えたが……ここで一つ案が。「北しなののツーマン運用が7月から新車に置き換わる」……それだァ!

 2020年度にしな鉄にライナー用新型車両が導入されることが以前から決定していたが、それに合わせて3月のダイヤ改正で運用も変更された。その際、土休日の北しなの線で観光列車的側面を持つ普通・快速列車が設定されたのだが、新型車両が運用開始するのが7月。それまでの間は、その観光列車スジは115系での代走で運用されるとのこと。115の運用バリエーションが増えるのは有り難いが、その上のサプライズがとびきりだった。通常北しなののツーマンは5連の314Mのみでワンマンが殆どを占めているのだが、なんと観光列車スジはツーマン運用!北しなののVな撮影地で普通幕の編成撮りができるのである!

 テンション上がりますな~と思って運用を見ていたわけだが……4月・5月は緊急事態宣言の影響で運用が非公開。ガチャ状態でガンダムカラー引いた時は涙目になるので行くに行けず終い。ラストチャンスが迫っていた。近くで車を借り出し、一般道を夜通し駆け抜ける。朝のしな鉄運用は渋かったので、まずは天気予報も良好な大糸線界隈へ。早朝は信濃木崎で敗北したものの、雲の切れ間目指して南下し、爺ヶ岳を中心とした北アルプスを背景にまず一勝!梅雨の狭間とは思えない素晴らしい滑り出しだった。