No.088

キハ40系只見線:只見川第一橋梁

Filming Date : 2020.02.11

Writing Date : 2020.07.14

キハ40系只見線:只見川第一橋梁

2020.02.11 09:22 只見線:会津桧原~会津西方(Canon5DmarkⅣ EF24-70mm F4L IS USM ISO-320)

撮影日誌

 利田踏切で迎撃した後、只見線へと転戦することにした。同日に一橋俯瞰に展開していた弟の先輩に電話を掛けさせると、「小雪舞う程度で視界良好!」という情報。これは気がはやる。暖冬のラストイヤーで祝日で雪景色……となると、相当の人出が想定される。早く行って立ち位置を確保したいところ。だがその気持ちを抑えて、424Dをまず郷戸で抑えた。さぁ、いよいよ次は今回の遠征のメインディッシュともいえる一橋だ!

 鉄カーで混み合う道の駅みしまに駐車し、サクッと登山を開始する。といっても遊歩道が整備されているのは以前から何度も来て知っているし、流石に9時前となるとかなり冷え込みも和らいでいた。汗を掻くほうが体温奪われて良くないし、上着を一枚脱いでスノーブーツでチャレンジ。よし、全然寒くないな。

 中段に陣取っていた弟の先輩に挨拶して、鉄塔上の最上段を目指して更に登る。所々凍っているところがあるが、まぁスノーブーツと重心の掛け方を上手くやれば難しいことはない。ほんの数分で最上段へと辿り着いた。一番上の平地は若干混み合っていたので、空いていた少し下の平地に陣を構えた。

 挨拶もそこそこに、セッティングを始める。と、上段の様子を見つつアングルを決めようとすると、「そこは入りますよ!」との先客のおじさん(以下:先客A)の声。入りそうな角度ではなさそうだったが、先客至上主義なのは百も承知なので別にそこに嫌悪感は生じない。「あ~すみません、この辺なら大丈夫ですか、あ、オッケーですね!ありがとうございます」といつも通りの立ち位置決めの手順を踏む。そこまでは良いし先客の権利である。だが、ここから何故か先客Aの恨み言(?)が始まる。(※主観的な意訳を多く含んでいます)

 「よくそんな格好で来ましたね~」と声を掛けられる。いや、思ったより暖かったので……と返すと、「どこから来たの、あーやっぱり東京ねw」と小馬鹿にする口調。いや、初対面でこれはねぇだろ……と思いつつ、無為になりそうな会話を締めてセッティングを再開する。そうすると今度は、近くの同業者に対して「俺新潟から来てるけど、あんな格好絶対しないよ、雪舐めすぎw 凍死しに来てるようなもんだよねw これだから東京モンはw」みたいな会話を繰り広げる。しかもこちらに聞こえるくらいの声量で。は?マジで何様のつもり?

 毎年行ってるスキーで寒さ対策についての知識は少しばかりはあるつもりだし、そもそもここはガッチリ遊歩道が整備されているからそこまでの装備は必要としない。暖かかったから上着を一枚車内に置いてきているし、カイロやその他諸々も持参している。なのにただ"東京モン"と一括りにして馬鹿にする態度は流石に論外……そう思ったものの、私めは小心者のチー牛男だし、それ以前に撮影地の雰囲気を壊しても百害あって一利無し。ほぼ一方的に話す先客Aの"ご講説"を聴講していた。

 だが、話はここでは終わらない。私達一行が立ち位置を決めた後、弟の先輩ら一行が登ってきた……が、私がスイスイ登ってきた道をツルツル滑っている。というか俺らよりも軽装じゃね?一抹の不安がよぎる。そうして話しを聞くと、「こんなに寒いと思わなかった」「ノーマルタイヤで来て国道400号を登れなかったから会津若松回ってきた」とのこと。え、えぇ……上には上がいる。私も先客Aも、声にならない声をあげるところだけは同調してしまった。