三岐鉄道801系:保々インカーブ

　この写真を撮影する前日だった。折角の全休だしどこかに出撃しようか……と適当に調べていると、三岐鉄道の西武色＆赤電塗装の運用がVではないか！しかも図ったと言わんばかりに18シーズンに入るし、高速バスも安い。これは出撃せざるを得ないな……

　という感じの軽いノリで出撃してしまった。しかしながら幸先悪く、名古屋行きのバスの運用変更が掛かり極悪非道の座席を有するユニ○ース車が充当されるバスに詰め込まれた。凄く乾燥する車内とケツの肉が取れそうな薄皮な座席に、4列の隣り合う座席間にすら肘掛けを設置しないケチりっぷり。運賃に2000円も払っていないので豚箱に載せられるのも当然といえば当然であるが……

　まぁ別に以前にもユ○バースの名古屋行きに乗車したことがあるので、そこは大した問題ではない(その時は隣の外人が一晩中電話で喋ってた)。定刻通りに着いてくれれば豚箱の仕事としては十二分である。だが、そう上手くいかないのがこの世の中。大和辺りで派手に事故ったらしく、深夜なのに足柄PA時点で1時間遅れ。どういうこっちゃこれは。しかも新宿～金山を5時間ちょっとで結ぶ速達便を選択したので遅延も回復しないまま名古屋へと到着。初っ端から行程大崩壊である。

　金山から18きっぷを使い始めて桑名でカーシェアを借りる予定だったが、関西本線の本数が少なすぎて怖いので名古屋から近鉄急行で挽回する。ダッシュでカーシェアを借りて、混雑し始めた桑名市街地をどうにか脱出。なんとか撮影地に到着しカメラを構えた。ここからひたすら三岐沿線で勝ちまくる一日が始まった。