この日の午前中は快晴予報であったが、午後からは徐々に雲が出てくるという予報であった。復路のDLを追っ掛けるという手もあったが、初日に行きたいところは一通り回ったし、好みのアングルで撮れるところは新潟県内の区間が多い。それよりは新緑に萌える只見線を追うほうがいいだろう、ということで磐越西線から撤収し252号線をひた走った。
しかしながらまだ川沿いの木が芽吹き出したばかりで、標高の高いところではまだ枯れ木状態。できればその辺りを写さずに撮りたいところである。そして光線時間諸々の条件を加味すると第三橋梁一択であろう。撮影地に滑り込み、手前側の木々が躱せるようにハイアングルでセッティング。臨時の風っ子と東北色のヨンマルを纏めて回収した。
この後は下大枚の俯瞰や盆地で水鏡を狙い日没を迎えた。この2日間、全て曇られること無く全戦全勝。そんな会津の景色に魅せられないはずもなく、この後通うことになるのはある意味自明だったのかもしれない…