No.049

DE10「DLばんえつ物語」:一ノ戸橋梁仰望

Filming Date : 2019.05.05

Writing Date : 2019.07.12

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2019.05.05 12:53 磐越西線:山都~喜多方(Canon5DmarkⅣ EF70-200mm F4L IS USM ISO-250)

撮影日誌

 DE10通過と共に平瀬サーキットの信号が青になり、瞬く間にすっからかんとなった。インカーブで撮影していた某チタ氏のお迎えに乗せてもらい、最後の撮影地、一ノ戸へと向かう。昨日はサイドからぶち抜いたので、今日は河原からの仰望アングルに行こうではないか。

 野沢を回らずに奥川回りでスムーズに山都の市街地へと抜けて駐車。河原アングルへと降り立った。想像以上に足場が悪く、しかも広角アングルで撮らねばならないのだからタチが悪い。アングルの制限が厳しい中、先客が画角に入らないギリギリまで攻めてなんとか理想に近い構図を得ることができた。

 しかし、確認をとらないで攻めてしまったのが運の尽き。てっきり先客がレリーズを繋いでいたのでシャッターボタンは押さない、と決めつけてしまったのが悪手だった。デーテンが鉄橋を渡り始めた途端、左前の先客がレリーズを放棄してボタンに手を添えたのだ。ギリギリまで攻めていた私のファインダー左端には、当然その手が映り込む。タイミングがタイミングなので声を掛けることも出来ず。トリミングして救出できたのが不幸中の幸いであったが…今後の勉強になった一枚であった。

 それにしても、この日のDL往路、平瀬も一ノ戸も車掌さんが手を振っているのに凄く好感が持てた。リサーチしたところ、他の有名撮影地でも無限に振っていたみたいだし…ある意味感服である。