湘南ライナーを撮影後は予定を決めかねていたが、富士山が綺麗に見えているという情報を聞きつけたので丹那トンネルを抜けて静岡県へと向かった。岳南の新車も気になるところであるが、随分前から課題としていた駿豆線の富士山バックを優先させることに。踊り子×富士山において随一の撮影地である、大場のアウトカーブで面縦をきっちりと抑えた。
しかし予報通りかな、昼に近づくにつれて雲が湧いてきた。ここまでで戦果は充分得られていることだし、撤退するか次なる撮影地に向かうか決めかねていた。さっさと帰宅して翌日に備えたい気持ちも山々ではあったが、ここで撤退してVを逃しては堪らん!大場~三島~熱海と移動して下田行き金目鯛列車へと乗り換えた。
金目鯛列車の車中でも雲はまだ滞留していた。だがどうやら通り雨ならぬ通り雲だったらしく、バスで撮影地に移動している間に遠くの海上へと流れていった。目的地は去年訪れたものの、薄雲ヌル晴れで再履修案件となっていた富戸俯瞰である。全開露出の光線で185系踊り子や251系SVO、そして伊豆夏を様々な構図で迎撃。大満足して再び路線バスで伊東駅へと戻った。