先週の上越線に引き続き、対・2018紅葉前線は2週連続で決行した。今回は今まで訪れたことのない未踏の地、水郡線へ出撃することとなった。新型キハしか行き交わない普段着の姿だったら目もくれず只見線へと向かっていたであろうが、撮り鉄を惹きつけてやまなかった新津の急行色が確定で入線するとのこと!これなら行くしかない!
水郡線は久慈川沿いに敷かれた非電化ローカル線なだけあって、風光明媚な撮影地が多数存在する。矢祭山を初めとして鷲ノ巣山や東館の桜、上小川俯瞰など…往復のチャンス2回だけでは到底仕留めきれない量の撮影地が点在している。しかし、撮影チャンスは本運転だけではない!前日に常陸大子入りしておけば、水戸への送り込み回送も撮影できる。日曜は用事があるので、土曜のチャンスをきっちり仕留めねばならない。
都心の車庫のバルブを幾らかした後、新4号国道を北上し一気に常陸大子の道の駅へと入庫。暫し仮眠を取る。起床すると、辺りは朝霧に包まれていた。コンビニでおにぎりを買い出ししてから第4橋梁の下へ。迷わず水鏡アングルへと向かい、苦悩した後にハイアンでセット。下辺に橋桁が映らないように注視しながらセッティング。下調べした時刻どおり、静かな水面に急行色が飛び出してきた。