目下の課題となっていた越後線の6連115系。日々刻々と上がり続けるVカットに対して、撮影欲が湧かないはずも無く赴くこととなった。当日の天気は快晴。Vを極めるには最適だ。18きっぷで新潟まで出てきて、レンタを夕方に借り出した。
運転すること約40分で撮影地へ到着。しかし、時期も既に8月下旬である。太陽は既にかなり高度を下げており、現地の方によるともうあと一週間でシーズンオフになるとかなんだとか。確かに日の入りする辺りには山があり、周囲よりやや影の伸びが早そうだ。18時を過ぎ、いよいよ山の端まで太陽が迫ってくる。時折薄雲が掛かるだけでも露出が乱高下し、緊張の糸は緩まない。陸橋向こうの踏切がなり始めると同時に、最後の全開露出!申し分無い光線の中、我がカメラにVカットが結像された。