やはり有名お立ち台には不思議な魅力がある。この日は185が引退して以来初めて伊豆急行を訪れた。185系が無くとも、唯一無二の撮影地が多く点在する伊豆急の今はどうなっているか……懐かしのお立ち台を巡ることにした。
昼時は友路岬を巡り、夕刻には以前も立った富戸の鉄橋俯瞰へと向かった。いつも通りの駐車場にinしのんびり撮影しようとするが……以前訪れた時から更に状況は悪化していた。2両目に掛かる木が大きく成長しており、覆い隠さんとばかりに成長。全体的に鉄橋の見える分量も減っているように見える。この有名撮影地も、余命は殆ど無いことが嫌でも痛感させられる。最近では、185を追い出した新車として毛嫌いしていたE257に対するネガティブ・イメージも薄れてきて、実はカッコいいのでは?と思い始めている次第だ。余力があれば、再び伊豆の"踊り子"たちを迎えに行ってもいいかな、と思う今日この頃である。