この日の天気予報は、午前中雨で午後から快晴という奇っ怪な天気であった。気象庁、日本気象協会、GPV…どこを探ってもそう唱和している。そこまで言うなら信じるしかないだろう。朝の勤務を終え、今年何度目となるか分からない小田原詣でをすることとした。
小田原駅に到着したところ、予報通り(?)のお天気雨である。適当に時間を潰したところ止んだので、近くで自転車を借りて爽快なスタートを切った!しかし、これが仇となるとは思わなかった…(今考えれば当然のことであるが)
早川駅の裏から俯瞰へ登ろうとするが…脚が重い…それもその筈、借りた自転車は非電動のタダのチャリ。既に疲労困憊の足腰で重い自転車を押して登り歩くのは困難と判断。登り始めて5分で挫折し、道端に留置して単独行を開始した。そこから歩くことおよそ30分、予定では石橋鉄橋のサイド俯瞰へ向かう予定であった。だが道中で良さげなポイントらしき階段を確認。登ったところ期待通りの見晴らし!これで予定変更しなくては心の中の漢が廃ってしまう(笑) 雨上がりの気持ちいいヌケの青空とマリンブルーの大海原の狭間にて、長編成を率いたストライプを見送った。来年も、この光景を見ることはできるのだろうか。いよいよE257系の踊り子向け転用改造が始まった今、関東最後の国鉄型特急・185系に対して悔いなき撮影をし尽くさなければいけない。